【思考記録】75: NEC、Panasonicがスマートフォン端末供給を終了する報道で感じた、時代の流れ。
フィーチャーフォン端末時代に売れ筋端末の両巨頭だったNとP。
スマートフォン時代になりApple、SAMSUNGの台頭により、すっかり影をひそめる形となった。
とうとう、端末の供給が終了することに。
時代の流れの早さを感じる。
市場自体か変質し、消えてしまう。パラダイムが変換してしまったのである。
個人のキャリア戦略も、このような事象ひとつひとつをしっかりと認識する必要がある。
自らの市場性を考慮した上で、上位概念の普遍的価値はどこにあるかを考えて適応しなければならない。
そうしないと、ある日ふと周りを見渡せば、市場は消え去り、価値が消えてしまうのである。
現在起こっていることからマーケットを読み、自ら先んじて勉強を進めていかなければ早晩退場を命じられるのだ。
未来は、突然やってくるのではなく、徐々に移り変わってゆく。
痛みを感じないまま、ふと気付くと、景色はすっかり変わってしまっているのだ。
「重要なことは、すでに起こった未来を確認することである。すでに起こり、もとに戻ることのない変化、しかも重大な影響を持つことになる変化でありながら、いまだ認識されていないものを知覚し、かつ分析することである。」
P.F.ドラッカー『すでに起こった未来』