【思考記録】85: 何をもって憶えられたいか、を自らに問い続ける。

ドラッカーの著書によく出てくる「何をもって憶えられたいか」という言葉があります。

流されるまま、何も考えないまま、キャリアを積み重ねても、何だかよくわからない汎用性の人材になってしまいます。

自分自身の立つべき場所はどこか、常に自問自答することで、こうありたい、という理想像ができ、日々の小さな決断においても、その理想に向かう決断ができます。

あれもこれもと、英語に手を出し、クリティカルシンキングに手を出し、統計学に手を出し、と中途半端に少しずつ勉強しても、中途半端な結果しか得られません。

「何をもって憶えられたいか」を常に問いながら、自分の強みを徹底的に磨いていく。

そのことでやっと人より秀でたものが見えてきます。

コモディティ化してレッドオーシャンの中で疲弊するのか、それとも超ニッチな分野を見つけブルーオーシャンの中で悠々自適に快適に過ごすのか。

考えて、そして選択して、能力を磨いて強みに没入していくことが、これからのキャリア戦略として有効なのではないでしょうか。

ということを、最近自分に言い聞かせ続け、もがいている最中でがす。

なかなか、むずかしいよねー。

それでは、また。

参考
ほぼ日 - はじめてのドラッカー