【思考記録】96: 『変われる人』は、どんな人なのか。
『変われる人』鮒谷周史 著を、再読しました。
自分を変えることのできる人は、どんなことを考え、行動しているのか、65項目にわたって丁寧に論じられています。
ここでは、特に響いた3つの言葉を、ご紹介します。
2【多くの人生に触れ、理想のあり方を編集する】
『興味を覚えた人や心が惹かれる人の著書を読んだり、講演やセミナーを聴いたりして、「間接的」に出会うことも有効です。本人の著作に限らず、新聞や雑誌のインタビュー記事などもたいへん参考になるでしょう。』
まずは、どんな手段でもいいので「知る」ところからです。
知らないことに対しては、目指そうとする気持ちも起こりません。
積極的に外に出て、ロールモデルに対する認識のパターンを増やしていくことが大切です。
39【自分にとっての成功パターンを編纂して教科書をつくる】
『自分なりの方程式を、各人それぞれの言葉で記述し、自分だけの教科書をつくるとよい』
読んで終わり、聴いて終わりではなく、学んだことはブログや日記などに書き出して、言語化していくことが大切です。
頭の中でぼんやりとした考えを持つだけではなく、自分の言葉にして書き出すことで、認識が明確になります。
アウトプットすることが、行動につながるきっかけになります。
45【人生の明確な目標が日常の学びを推し進める】
成果の違いは『人生に明確なテーマを掲げ、当事者意識をもって積極的に行動しているかどうかの差でしかない』
目標があるからこそ、関連するテーマに対してアンテナが立ち、入ってくる情報もコンテキストを伴って理解できますので、インプットしやすくなります。
心に刻み込まれた言葉は、日々の小さな意思決定を変え、行動するときの大きな後押しとなることでしょう。
色んな人を参考にしながら、自分独自の進むべき道を明確にし、勉強し続ける。このことで、徐々に変わっていくことができるし、逆に言うと、一気に短期でガラッと変わることはできないということでもあります。
ともに、学び続けましょう。
それでは、また。