【思考記録】98: 今の仕事に一つ一つ誠実に取り組むことで、次の展開が生まれる。

今日は、過去一緒に仕事をしていた方達と、ご飯を食べました。

たまに、こういう機会があると色々な話を聞けて、とても刺激になります。

なかでも、興味深かったのが、現在会社で働きながら、並行して週一回、大学で講師をしている方のお話。

大学の教壇にたつことなんて一朝一夕でできるはずがなく、過去からの流れを聞くと、なるほど、その時その時で着実に機会を掴んで来られたんだな、というのがわかりました。

入社当初はマーケティング部に配属になり、データを分析して社内でプレゼンする機会が多く、人前で話すことに対する場数を踏んでいったそうです。

そして、他部署に異動になっても、講演の機会があれば積極的に話をして、アウトプットを重ねていきました。

場数をこなすことで、アウトプットの質も洗練され、無形資産として、蓄積されていったことでしょう。

講演の機会があれば、避けるのではなく、一つ一つ着実に取り組んでいくことで、次につなげていきました。

チャンスが転がっていても、掴める人と掴めない人がいます。

掴めるかどうかは、きちんと今の仕事を誠実に対応しながら勉強を重ね、自分の能力を磨くことができるかにかかっています。

その方は、ある講演を聞いていた方から声が掛かり、ついには大学の教壇に立つことになりました。

そして何より、教壇に立ち学生たちと交流することを、すごく楽しんでいる様子が伝わってきました。

無形資産を構築することの大切さを学んだエピソードでした。

それでは、また。