【思考記録】151: 赤川鉄橋(赤川仮橋)、最後の徒歩横断。

2013年10月31日をもって徒歩横断が可能な人道橋部分が閉鎖される、赤川鉄橋に行ってきました。

現在、JR西日本の城東貨物線が単線で走っていますが、おおさか東線整備の複線化にともない、人道橋部分が閉鎖されることになりました。

以下、Wikipediaからの引用です。

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■淀川橋梁 (城東貨物線)
本橋は複線の幅を持つが、現在に至るまで下流側の単線で運行している。

余った上流側のスペースは大阪市が借り受けて市道扱いとしており、歩行者の専用橋として木造の赤川仮橋(あかがわかりばし)が架かり、地域住民の生活道路となっている。

2018年(平成30年)予定のおおさか東線北梅田 - 放出間)の開業により、本橋を含む城東貨物線は複線電化され、地域住民から長らく愛されてきた、一つの橋に鉄道橋と人道橋の二面を併せ持つ珍しい風景もなくなる予定である。

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ちょうど、旭区が主催するメモリアルイベント「さよなら赤川鉄橋」が開催されており、想像以上に多くの人々が訪れていました。

到着して間も無く、電気機関車が貨物コンテナを牽引して鉄橋を通過するところに、ちょうど出会うことができました。

間近で見る貨物列車は、橋の振動、ガタンゴトンの轟音とともに、大迫力でした。

クルマが通らず、鉄道と人が通るこの珍しい風景も、見納め。

木造の手すりが趣きのあるこの赤川仮橋は、多くの人に愛されていた風景だったんだなと、あらためて思いました。

それでは、また。