【思考記録】189: 参加者同士で自己紹介をしてもらう。〜講師をする時に役立つ七つの方法
初めての場所で講師をする際、会場の雰囲気が固い場合があります。
講師が緊張するならともかく、参加者も緊張している場合があります。
そうすると、完全に会場全体がアウェイの空気になってしまい、講演も空回りしかねません。
場の空気をあたため、参加者が気持ち良く聞けて、かつ、リアクションしやすい雰囲気を作るのも、講師の仕事のひとつです。
テレビ番組収録であれば、若手芸人が前説をして拍手や笑いが起こりやすい雰囲気を作ります。
それと同じように、講演の前に場をあたためる必要があるのです。
しかし、誰かが前説をやってくれることはあまりないでしょう。
とするならば、自分で場をあたためる必要があります。
一番簡単なのは、参加者の間で、自己紹介をしてもらうことです。
みんなの前で発表する形式ではなく、前後、隣同士で各々一斉に自己紹介をしてもらいます。
そうすることで、知らない人が隣に座っているという心理的なバリアは無くなります。
周りが知り合いになると、講演が始まっても笑ったりうなずいたり挙手したり、リアクションのしやすさが断然に向上することでしょう。
場をあたため、講演をしやすくするために、参加者同士の交流を促していきましょう。
それでは、また。