【思考記録】270:課題にぶつかったときは、本質、根源、当初の思いを、振り返る。

◼︎活動ダイジェスト
本日は、要件定義書を作成。

システム開発の要件定義書を、ちゃんと書いたことがなかったので、上司の指導が色々と勉強になりました。

機能だけでなく、要求を動詞で書くこと。

そして、要求の理由をきちんと書くこと。

要求を、言語化するのは難しいですね。

要求の言語化には、この書籍が、とても参考になります。

『[改訂第2版] [入門+実践]要求を仕様化する技術・表現する技術 -仕様が書けていますか?』清水 吉男 著


◼︎思考記録 270
【課題にぶつかったときは、本質、根源、当初の思いを、振り返る。】

仕事や、プライベートで活動していれば、様々な課題にぶつかります。

簡単に解決する課題もあれば、なかなか解決方法が見つからない課題もあります。

そんな時は、今見えている現象のみを捉えるのではなく、その課題は、どのような根本的事象によって引き起こされているのか、振り返ることが大切です。

例えば、赤字が続いている時は、その赤字が何によってもたらされているのか、本質的な部分をたどっていくことが必要です。

なぜ、仕事が来ないのか。

我々が存在しているのは、どのような価値を提供するためなのか。

我々の顧客は、誰なのか。

顧客は、どこにいるのか。

顧客が、価値としていることは何なのか。

当初の仕事にかける思いは何だったのか。

このような、本質的な問いを考え直していくことが大切です。

間違っても、テクニックや小手先の解決策に頼らないことです。

根本が変わらなければ、自転車操業状態になり、何ら課題は解決しません。

ケンカをした時、イライラした時は、感情が変化したのはなぜか、本質を探ることです。

対人コミュニケーションにおいても、改善のポイントは本質をつかむことです。

その本質を掴み、行動を変えていくことで、課題解決につながっていきます。

それでは、また。