【思考記録】51: 自分を主語にして気持ちを伝えることで、相手に伝わる。
今日は、コミュニケーション研修で学んだことを、書きます。
例えば、自分が関わっているプロジェクトについて、忙しさのあまり、上司に報告することを怠っていたとします。
ある時、上司に呼び出されました。
どちらの言い方のほうが、素直に耳に入るでしょうか。
A『なんで、報告しなかったんだ。何を考えているんだ。』
B『報告がないことでプロジェクトの進捗を会社として把握できなくて、私はとても心配だ。』
Aのような『Youメッセージ』の場合、批判的になりがちです。
こういう言い方をされると、言い訳が頭に浮かんできます。
でも、Bのような、『Iメッセージ』の場合、自分の気持ちを素直に表しているため、受け入れやすい表現になります。
『Iメッセージ』は、相手の具体的な行動と、自分や周囲への影響、自分の感情を組み合わせて構成します。
相手を主語にするのではなく、自分を主語にするのです。
コミュニケーションは、こういったテクニック的なことも、知っているのと知らないのでは、ずいぶんと差が出てきます。
より良い結果をもたらすためにも、思考の枠組みをブラッシュアップしていきましょう。
それでは、また。