【思考記録】89: プレゼンでは、「ひらがな」で話すことで、意味が伝わりやすくなる。

お客さまの前で企画説明をしたり、プロジェクターで聴衆の前でプレゼンしたり、わかりやすく話すことも、仕事のひとつです。

なかなか上手く話せなくて修行中の身ではありますが、最近読んで参考になったのが、『ひらがなで話す技術』西任暁子 著。

ひらがなで話すとは、漢字ばかりではなく、わかりやすい言葉で話す、ということ。

ひらがなで話すポイントは、三つ。

1.丸い言葉を使う

2.句読点をつけて話す

3.言葉の粒の大きさを変える

一番目の丸い言葉とは、例えば次のような例がわかりやすいです。

A:視覚、悲報、分解

B:目で見る、悲しい知らせ、分ける

どちらも同じ意味の言葉ですが、
ひらがなで話すとは、Bのような言葉で話すということです。

確かに、漢語は同音異義語が多いので耳で聞いた時にパッと意味が伝わりにくいですが、和語の場合は、すんなりと頭に入ってきます。

プレゼンでも、資料に書いてある用語をそのまま使いがちですが、なるべく耳で聞いた時にすんなりわかる別の言葉に言い換えることを心掛けることで、わかりやすさはずいぶん変わることでしょう。

その他に、自覚している口グセとして、間に「えー」を、ついつい入れてしまいます。

その解決方法も、書かれていました。

『えーをやめたい時には、小声で言う、心の中で言う、あるいは息を吸う、これらのいずれかを試してみてください。』

確かに『えー』をやめようと意識するとぎこちなくなってしまいます。

やめようとするよりも、他のことを「やろう」と思ったほうが、出なくなりやすいとのことです。

書籍には、まだまだたくさんの話すコツが書かれていました。

話すことを、少しでもレベルアップさせたいかたに、オススメです。

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それでは、また。