【思考記録】111: 危機においては、日頃の備えが実を結ぶ。

この週末は、台風18号が各地に大きな爪跡を残しました。

京都では桂川由良川が氾濫し、大阪では淀川が、かつてないほどに増水しました。

淀川河川敷のグラウンドや公園は、ほぼ水没。

普段は、非常に広大な河川敷について、水防における役割を実感したことはありませんでした。

しかし、膨大な水量の増加を目の当たりにすると、広大な河川敷の必要性を、リアルに感じることができました。

堤防の強化工事も今までコツコツやっていたようですが、このような治水工事は非常に重要な施策であると今さらながらに感じました。

東日本大震災後においては、『想定の範囲』という前提が大きく崩れています。

個人の危機管理においても、万が一を想定して、改めて防災準備を見直すべき、と思った次第です。

避難経路の再確認、水没によって家屋内に閉じ込められる事態になったとき、数日生き延びれるほどの食料、ストックがあるのか、家の保険関係がどうなっているのか、改めて検討が、必要です。

喉元過ぎれば、熱さを忘れるのが人間のサガ。

しかし、このような事態をきっかけに、意識を高めていくことが重要であるとの思いを新たにしました。

それでは、また。