【思考記録】131: 無理な営業は短期的には利益が上がっても、長期的には損をする。

Web制作やシステム開発において、仕事を獲得したくて、無理に安い価格で仕事を受けたとしても、後で必ずしわ寄せが来ます。

他社との価格競争に勝ってお客様と取引を始めたとしても、必ずその価格に自ら苦しむことになります。

お客様にとっては、最初の値引き後価格が、当たり前の基準になってしまいます。

安い価格に慣れてしまえば、別件で後に適正な価格を提示したとしても、当初の価格と比較され高いと思われてしまいます。

また、値引きに応じてしまえば、当初提示価格の信頼性を毀損してしまいます。

最初の提示価格は何だったのかと。

値引きが恒常化してしまえば、値引額を考慮して価格提示することもありえるため、お互いに交渉の時間が無駄にもなります。

価格競争や値引きは、本来やってはいけない施策です。

価格で勝負するのではなく、本質の価値を磨いて、価格以外のところで価値を感じてもらえるような判断基準をお客様に提示していきましょう。

それでは、また。