【思考記録】154: アイデアは、素材の組み合わせ。

企画を考える時、イチから自分の頭で、まったく新しいアイデアを考えようと思っても、なかなかアイデアは出てきません。

新しいものをひねり出そうとするよりも、既存アイデアの組み合わせであると割り切った方が、いいアイデアにたどりつきやすくなります。

既にある素材を、いかに上手く組み合わせるか、どうひとひねりするか、どう上手く見せるかを考えていくことでも、イノベーションの種となるアイデアを見つけることができます。

とするならば、いいアイデアを出すための最初のキーポイントとしては、良い素材を集めていくことです。

色々な体験をしたり、書籍やWebを見たり、人から話を聞いたりする中で、五感を使って素材を増やしていきます。

特に、体験や人に会うことを重視していきましょう。

心が動くことも多いため、記憶に残りアイデアの素材として自分の中にストックされる歩留まり率が、かなり高いです。

並行して、アイデア素材の料理方法についても、学ぶことが必要です。

イデアを生み出すために、既存のものを拡大したり縮小したり結合したり分離したりすることなど、組み合わせの方法論は、書籍等で学ぶことができます。

イデアのちから
チップ・ハース, ダン・ハース
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822246884/mure-22/ref=nosim

考具 ―考えるための道具、持っていますか?
加藤 昌治
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484032058/mure-22/ref=nosim

イデアのつくり方
ジェームス W.ヤング
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484881047/mure-22/ref=nosim

素材を集め、方法論を学んだならば、実際に組み合わせをひねり出す練習が必要です。

料理やスポーツと同じで、実際に練習する過程において、発想の出し方を体に覚えさせるのです。

仕事で必要なアイデア出しの練習に格好のお題は、メルマガ「ビジネス発想源」で毎日出されています。

メルマガ「ビジネス発想源」
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素材を集め、組合せ方をインプットし、実際にアウトプットし、新たなアイデアとしてストックする。

このサイクルを回していくことで、良いアイデアが発想できるようになるでしょう。

それでは、また。