【思考記録】183: マネジメント力を、身につける。〜自分を育てる七つの方法

マネジメントの使命は、世のため人のために、よりよい事業を推進していくことにあります。

事業やプロジェクトをマネジメントする力を身につける過程において、自分自身もさらに成長することができます。

ドラッカーのマネジメント論のなかでも、重要な考え方のひとつとして、

「利益を企業の目標にしてはいけない」

という考え方があります。

企業にとって、利益は条件であって、それ自体を目的にしていくと、ぶれていくことになります。

利益は、より良い事業の推進という目的を達成するための条件である、ということです。

あくまでも、プロセスに必要なものであり、ゴールでは無い、ということです。

個人においても、金儲けを目的、ゴールにするのではなく、お金を得ることによって、何を成し遂げたいのかというところを具体的にリアリティを持って考えていくことが必要です。

また、ドラッカーはマネージャーにとって必要なのは、才能ではなく「真摯さ(integrity)」であると言っています。

誠実で、まっすぐに取り組もうと心掛け、チームをマネジメントしていくなかで、自分自身も成長することができるのです。

それでは、また。