アイデアは、良いものが出るまで出し続ける

最近読んだ本から。


シンガタの 松田康利 氏が、電通時代に
「天才だ」と思っていた佐藤雅彦 氏に尋ねた。


「どうしたら、そんなにたくさんの素晴らしい
イデアを出せるのか?」


すると、佐藤雅彦 氏は、こう答えたという。


「まず100のアイデアを出します。
もしも、その中に“これは!”と思う案がなかったら、
また100出す。
良いものが出るまで出し続けるんです。
そうすれば必ず良い案は出るから。」


松田康利 氏は、驚いた。
天才と呼ばれたクリエイター・佐藤雅彦 氏が、
普通の天才ではなく、努力と体力の、すごい天才だったと知った
瞬間だった。



出典はこちら。


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最近、某広告会社出身で、関西では非常に有名なCMを手がけた上司から
この本を借りた。


ずっとモバイルコンテンツ業界にいるので、
広告業界の話は新鮮で非常に勉強になった。


また、業界は違えど、通じる部分も多々あり、参考になった。


その中で、ドキッとさせられたのが上記で紹介したエピソード。


天才は、生まれながらの才能だけではなく、
日々の努力がゆえに、天才たりえているのだと。


わが身を振り返り、そこまで努力しているのだろうか、
いや、まだまだ、努力が全く足りていない、と実感した。