【思考記録】81: 無形資産の構築を、意識する。

一般的に「資産」を持っているという場合、お金、株など形の有るもの、すなわち「有形資産」のことを指すことが多いです。

ただ、有形資産をいくら増やしたところで、生活上の不安が減るわけではありません。

お金が無くなるときは、一瞬です。

組織で働いていた場合、今この瞬間に会社が無くなったとします。

果たして、すぐにお金を稼ぐことができるのか、自問自答してみると、いかにも心許ないことが浮き彫りになります。

スキル、システム、人脈、知識など「無形資産」を構築しておくことが大切です。

宝くじで1,000万が当たったとしても、無形資産がゼロだったら、1,000万を喜んでいる場合ではありません。

その1,000万を無形資産の構築に投資することができるかどうか、それが問われます。

この考え方を持てば、時間を切り売りして残業を増やして有形資産である残業代を増やしたところでほとんど意味がないことがわかります。

集中して仕事に取り組み、いかに早く仕事を切り上げ、無形資産の構築時間を確保するかどうか。

これが、1年後、5年後、10年後に大きく差を生み出していくのです。

それでは、また。